あたたたたたた胆のう炎Σ(゚д゚lll)

タイトルは無視していただいて結構です笑

はい、今日は胆のう炎について学んでいきたいと思います!

胆嚢炎を知る前には、胆のうについて、まず知っておく必要がありますねヽ(*´∀`)ノ

 

胆のうとは、いわゆる胆汁という液体を保存しておく倉庫のような役割をしており、必要な際に胆汁を、十二指腸という臓器に送り出すように体はできております。

では、胆汁とは?

胆汁は、私たちが日頃から食べている食べ物の中にある脂肪を、身体に吸収させやすくする働きがあります。これを乳化といいます。

ちょっとこれはわかりにくいですよね。では例をあげて説明します。実は脂肪とは、タンパク質や糖よりも非常に吸収しにくいもので、そのままの形では吸収できないのです。

お皿洗いをしている時に、洗剤を使わないと、汚れって落ちにくいですよね。あれとおんなじようなイメージです。(´・ω・`)

そこで、洗剤(胆汁)を使います!するとどうでしょう。使っていないときよりも汚れが落ちやすくなりますよね笑そんなイメージです。

 

 

しかし、脂肪を取りすぎることにより、今度は胆汁が分泌しすぎて、それが固まってしまい胆石というものができてしまいます。胆石が胆のう内にできてしまい、十二指腸に送るための道が塞がれてしまうと、胆汁が胆のう内に溜まってしまい、感染症等を引き起こしてしまいます。これが胆のう炎です。

もしもこの胆石が、胆のうから出た通路である胆管にできてしまい、同じように閉塞を起こしてしまった場合は、胆管炎といいます。

要は起きる場所によって違うのですね。

 

 

胆のう炎の症状としては、発熱、黄疸、腹痛、これらを合わせてシシャルコーの三候といいます(テストに出ますよ笑)

 

では、治療はどうしているのか?

多くの場合は溜まった胆汁を外へ排出する方法、胆道ドレナージという方法が用いられています。ドレナージをすることによって、胆汁が出てくるため、看護としては胆汁の観察、異常の早期発見をすることがとても重要になってきますよね(´・ω・`)

 

胆汁の正常な色は本来黄色なのですが、もしも色が緑色になった場合は、感染の兆候があるため、注意が必要ですね。